アオヤン・ブック

大学生が書く読書の要約、感想。

『イーロン・マスク 未来を創る男』を大学生が読む part2

<読書二週目>

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イーロン・マスクの伝記『イーロン・マスク 未来を創る男』を毎週読んでいきます)

 

今回は29~50ページまで読んだ。

読んだところはちょうどはマスクの幼少期から青年期頃までの話。

 

マスクは、物事の理解が早く、好奇心旺盛で活発的な子どもだった。そして、一日10時間本を読むこともあったほどの本の虫でもあった。

そんなマスク「心ここにあらず」の状態になることが時々あった。話しかけても一切反応しない。親は耳の異常があるのではと病院に連れて行くほど。

この白昼夢の状態の時、マスク当人にとっては至福の時だった。

普通なら視覚情報の処理にしか使われない部分、その部分が思考プロセスに使われてる感じかな。

この白昼夢の時にいろいろなことを想像してたという。

 

彼の幼少期を見て思ったのは、自分だけの世界を持ってること。

大量の知識を有し、行動力もあった。そして優秀であるがゆえに、孤独を感じる。

飛び抜けた功績を残す人たちとの共通点をここに感じた。

 

 

 

 

『イーロン・マスク 未来を創る男』を大学生が読む

<読書一週目>

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イーロン・マスクの伝記『イーロン・マスク 未来を創る男』を毎週読んでいきます)

 

 

 

まずイーロン・マスクを紹介。

 

イーロン・マスク

南アフリカ共和国出身。宇宙事業の「スペースX」、電気自動車やソーラーパネル事業の「テスラ」と世界的な大企業二つの経営者。また自分で開発を行うほどのエンジニアでもある。

 

 

そんなイーロンマスクの伝記を今回は第一部の28ページまで読んだ。

本書に書いてある中で、面白いマスクの特徴が二つあった。

 

一つは、彼が「テクノフォビア(テクノロジー恐怖)」側の人間であること。

マスクの親友で、Google創業者のラリー・ペイジが、人工知能ロボット軍団を率いて人類を滅亡に追いやるのではないかと「夜眠れないほどに」心配してるそう。

マスクは、エンジニアでありながら、テクノユートピア(テクノロジー楽観主義)な考えは持っていない。テクノロジーの過度な発展は暴走や危険を招くと思っている。

 

もう一つは、彼のライフスタイル。

月曜日にニューヨークでテレビ出演と会社の会議や業務をこなし、火曜日はロサンゼルスにプラベートジェットで移動してスペースXに出社、そしてテスラの工場に顔を出す。その晩にワシントンD.C.に飛び、オバマ大統領と会談。次の水曜日はまたロサンゼルスに戻り、スペースXで数日過ごす。

このようなプライベートジェットで移動しながら多忙な日々を過ごす一方、そのスケジュールの合間を縫って、週に4日は子どもたちと過ごすという。世界的な経営者でエンジニアのマスクは、意外にもライフワークバランスをとっていた。

 

以上が今回、面白かったところ。

宇宙事業、エネルギー事業、自動車事業に大きな影響を与えてるマスク。今後も彼の伝記を読みながら、面白いと思ったところを紹介していきたい。